こんにちは!ゆずりは薬局の大谷です。
零売(れいばい)…。何やら聞きなれない言葉ですが、皆さんはご存じでしょうか?おそらくご存じでない方が多いと思われます。
そこで今回は「零売って何?」を解説していきます。
零売(れいばい)とは

病院で使われる医療用医薬品は約15000種類とされており、このうち半数の約7500種類は処方箋なしでの販売が認められています。これを零売と言い、分割販売とも言われます。
「病院に行く時間がない」「仕事や育児で忙しい」そんな悩みがライフスタイルやニーズの多様化が進んだことによって、零売を取り扱う薬局も徐々に増え始めています。
しかし、購入する際は注意が必要です。
零売は病院への受診が大前提であり、薬の専門家である薬剤師としっかり相談、カウンセリングしたうえで必要最低限の医薬品が購入できます。決して、病院に行く必要がなくなるというわけではありませんのでご注意ください。
料金や購入までの時間について
零売は保険がかかりません。なので医薬品のみのお値段になります。薬局で処方箋を受け付けて医薬品を受け付ける場合、保険がかかるので、零売の医薬品の値段は少し高いと思われがちですが、実際は病院での受診料などを含めるとトントンか少し安いくらいですので、良心的です。
また、病院に受診してから薬局で医薬品を受け取るまでに長い待ち時間、場合によっては計3~4時間かかるケースも零売を行っている薬局では相談、カウンセリングを含め10~15分なのでスムーズに医薬品を受け取ることも可能です。

例えば
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へ受診して薬局(処方箋)で薬をもらう場合-1-1.png)
薬を購入するまでの流れ
まずは薬の専門家である薬剤師による問診を受けて頂きます。初めての方は問診表を記入していただく必要があります。また下記の確認事項もチェックさせて頂きます。
確認事項
患者氏名、性別、生年月日、住所、連絡先等
・ 既往歴、併用薬、副作用歴、アレルギー、嗜好品、妊娠の有無等
・ 購入医薬品の使用歴等
その結果、医療用医薬品を使用してもよいと判断した場合に必要最低限の数の医薬品をご購入いただけます。
現在(2021/11/25)、ゆずりは薬局は開業してまだ間もないため、薬の種類が少ない状態ではありますが事前に相談をして頂くと、医薬品は取り揃えさせて頂きます。ご相談はLINEやお電話でもお気軽にご相談ください。
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