モーラステープと紫外線

こんにちは!ゆずりは薬局の大谷です。

以前こんなツイートをしました。

今回は痛み止めの貼り薬のモーラステープについて触れていこうと思います。

モーラステープによるかぶれ

よく痛み止めで整形外科などで処方されるモーラステープ。成分名はケトプロフェンです。

もちろん貼り薬特有の”かぶれ”というのはあるのですが、この貼り薬ならではの別の有名な副作用があります。

それは”光接触皮膚炎(または光線過敏症)“です。

何やら聞きなれない言葉が出てきました。

通常では問題ないような光の量でも、モーラステープを貼ることで成分と光が強く反応します。

初期症状としては貼り薬を貼った部分のみ発疹・発赤、紅斑、掻痒感などが現れます。

かぶれより症状が重いイメージでしょうか。

そういった症状が現れたすぐさま貼り薬の使用を中止し、皮膚科への受診をおすすめしております。

注意

モーラステープは剥がした後も有効成分は皮膚に残り続け、メーカーは剥がした後も4週間以上は紫外線に当てないように注意喚起しております。剥がした後も皮膚を紫外線にさらさないよう注意する必要があります。

好発時期

モーラステープによる光接触皮膚炎が起こりやすい時期は5月~8月です。

夏場に差し掛かるにつれて肌を露出する場面が多くなるからですね。

冬場は服を着こんでいるので紫外線に貼っている部分が当たりにくいのです。

なのでモーラステープは首や手首、足首など冬場でも紫外線が当たりやすい部位への貼付は要注意です

人にはあげない

よく「この貼り薬はよく効くから友達や家族にあげた」と耳にします。

これは絶対にやめてください。

同じ痛み止めの貼り薬でロキソニンテープというものもありますが、こちらは紫外線による光接触皮膚炎の注意はございません。

貼り薬だから大丈夫、という感覚で使用すると、光接触皮膚炎は重大な皮膚障害につながるケースもございますので、むやみに知り合いにあげるというのは控えるようにしてください。

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